また、設置当初と利用形態が変わり、適切な使用水量で利用されなくなると、 貯水槽内の水の滞留時間が長くなるため、貯水槽内で塩素が消費されてしまいます。 塩素が無くなると雑菌が繁殖し、飲用されると健康に被害を及ぼす可能性があるので、現状の使用水量に合わせて、貯水槽内の水位の調整が必要です。
FRPパネル水槽の設計耐用年数は一般的に15年とされています。 長年の使用により水槽の天井、側板、底板や中仕切りの壁面及び 金属補強材には経年劣化及び強度低下が生じます。経年劣化や強度低下の状況は 使用状況により異なりますが、使用期間が15年過ぎたものは、 水槽を更新する時期であるとされています。